アベノミクスで景気がいいというのは本当なんだろうか?

アベノミクスで景気がいいというのは本当なんだろうか?

昨日から大阪に来ている。昨夜は阪大の小野先生にインタビュー。
メディアはアベノミクスで景気が回復していると言うけれど、どうもその実感がない。
実際のところどうなのか、まずその辺の素朴な疑問からぶつけてみた。その答えが、このグラフ。
凄く難しそうだが、とてもシンプルなグラフだ。縦軸が名目GDP。横軸がお金の供給量。つまりここ何十年に渡る金融緩和によって、お金はどんどん供給量が増えて来たけれどGDPは増えていないということが良く分かる。サイト読者にはお馴染みのグラフだ。
凄いのは2013年の横軸の数字。思い切り右に伸びている。いかに極端な金融緩和が行われたが分かる。
でもグラフではっきり分かるようにGDPは全く動いていない。
これからどうなるかは読めないが、少なくとも今の景況感はメディアの報道より、この数字の方がリアルを表していると思う。
ここをスタートに日本人の幸福感まで小野先生の話しは展開した。
次号のサイトをお楽しみに。
これからジャンピング・ジャック・フラッシュ。とても楽しいイベントになると思います。会場で待っています。
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