新聞各紙は「秘密保護法」に懸念

新聞各紙は「秘密保護法」に懸念
今朝の朝日新聞が、新聞各紙の「秘密保護法」に対する姿勢をまとめている。
読売、産経以外は明確に反対の社説を展開している。メディアの報道行動の根本を脅かす危険な法案なのだから当然だろう。しかし、その報道は社説であったり論説であったりで、読者にとっては分かりにくいものであることが多い。
国民の多くが漠然とした不安を感じつつも、この法案にはっきりとした見解を持てないのは、どんな法律で何が問題なのかという絵解きがメディアによってなされていないからだ。
公務員の秘密漏洩を罰する法律なのに、何が秘密なのかの定義もないまま、非常に恣意的な運用が可能な形で成立しようとしている現状がリアルに伝わって来ない。
ある調査では「秘密保護法」に賛成の人が増え、反対を逆転したという結果がでたらしい。
修正によりどんどん法案は悪くなっているのに、賛成が増えるのは、情報がしっかり伝わってないからだ。このままなし崩し的に成立は、残念過ぎる。
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