スプリングスティーンは「これ以上明確な選択はありえない」とクリントン支持を訴えたが、トランプは勝ってしまった。それは何故なのか?

スプリングスティーンは「これ以上明確な選択はありえない」とクリントン支持を訴えたが、トランプは勝ってしまった。それは何故なのか?
これは昨日の朝日新聞夕刊の記事。何か遠い昔の事のような気がしてしまう。
僕はクリントンが勝つものだと思っていたので、トランプ勝利の結果にとても驚いた。トランプの勝利演説の、およそ準備をしていたとは思えない内容の薄さを聞いていると、トランプ自身も勝つと思っていなかったのでは、と思えてくる。まあいつも通りといえばいつも通りの内容だが。
強く感じたのは、トランプは勝つべくして勝ったのだということ。
FBIが再調査を発表したからとか、そうゆうことではないのだ。たまたまの勢いという勝ち方ではない。トランプに投票した人は、とても強い意志を持って彼に投票したのだ。
世論調査やテレビのインタビューでトランプ支持を声高に主張しないが、彼の発言に強い共感を覚え、それを投票行動によって表明しようと心に決めていた人がたくさんいたのだ。
彼らの強い決意は、トランプの女性スキャンダルや下品な言葉なのでは動じないのだ。問題はそういうことではないのだ。
その重い事実を突きつけられた選挙結果だ。
昨日、投票日前日のニューヨークの街が世界の終わり前夜みたいに静かだと中村さんが言っていたことがよく分かった。
アメリカ国民はこの結果がなるべくしてなるものであることを、どこかで感じ予測していたのだ。
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