ストライプス、キレる!

ストライプス、キレる!

ジャック・ホワイトが怒っている。

ザ・フーのハーフタイムへの出演でも話題になった
スーパーボウルだが、
そのときに放映されたアメリカ空軍のCMで
自分達の“フェル・イン・ラヴ・ウィズ・ア・ガール”が
勝手に使われたんじゃないかと、怒っている。
詳細は以下で。
http://thirdmanrecords.com/
確かに似ている。
しかも、アレンジがだいぶヒドい。

ジャック・ホワイトという人、というか
ホワイト・ストライプスというバンドは、
メディアとの距離感が独特で、
あまりベッタリくっつくことはないというか、
過去にいろんなことを言われたりやられたりしてきたので、
基本的には、やらせておけばいいという
スタンスを貫いてきた。

バンドの認知がどんどん巨大化するなかでも、
そういうスタンスを基本的に貫いてきたので、
だから、極東の島国などから見ると、
分かりづらいところなんかもあったかもしれない。

だから、実はこんなに表立って怒るのは
今までも初めてのことだったりする。
上のサイトに行くと、ステイトメントの中に
一語だけ「war」という言葉があるが、
ジャック・ホワイトは、ベタついた感情などなく、
ただただ怒っている。

もしかすると、音楽業界では、
こんなことは日常茶飯事かもしれない。
ただ、彼は自分達の音楽に
あらゆるものを託しているからこそ、
怒らざるを得なかったのだろう。

来月には、そんな彼がデッド・ウェザーで来日する。
まあ一度でもライヴを観た人は分かると思うが、
とんでもない人である。

一度は生で観ておいたほうがいい。(古川)
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