何故ホワイトスネイクは世界を掴めたのか?『スリップ・オブ・ザ・タング』リリース当時の1990年、デイヴィッド・カヴァデールが黄金の80年代と総キャリアを振り返る決定的インタビュー!

何故ホワイトスネイクは世界を掴めたのか?『スリップ・オブ・ザ・タング』リリース当時の1990年、デイヴィッド・カヴァデールが黄金の80年代と総キャリアを振り返る決定的インタビュー! - rockin'on 2022年2月号 中面rockin'on 2022年2月号 中面

「僕は本当に長い歳月をかけて、この、ある種音楽のジグソー・パズルとでも呼ぶべきものを完成させるに至ったわけで……今最も恐れているのは、このまま増長して過去の自分のパロディになることだ。それだけは絶対にやりたくない」


コロナ禍の影響によるさまざまな停滞が引き起こしたのは、マイナス作用ばかりではない。想定外の事態により人生設計のプラン変更を余儀なくされた人たちの中には、諦めではなく、ポジティブな心変わりに至ったケースも少なくないはずだ。
 
69歳での引退を公言していたデイヴィッド・カヴァデールは、去る9月には無事に70歳の誕生日を迎えている。今ではその宣言自体が冗談だったと語り、移動の多いツアー生活からは身を引くものの活動は継続していくとの意向を表しており、女性ベーシストのタニヤ・オキャラハンを新メンバーに迎えたホワイトスネイクの新たなツアーも、この5月には開幕を迎えることになる。

このインタビューは、1990年に実施されたものである。つまり、すでにアメリカで商業的成功をおさめ、シーンの頂点に君臨していた頃にあたる。ただ、当時の彼はあくまでゴージャスで煌びやかなイメージをまとってはいたが、客観性と冷静さを忘れてはいなかった。

あの華々しい成功劇の裏側にあったもの、自我確立までのプロセスといったものを赤裸々に語る、38歳当時の彼の生々しい姿がここにある。 (増田勇一)



ホワイトスネイクの記事は、現在発売中の『ロッキング・オン』2月号に掲載中です。ご購入はお近くの書店または以下のリンク先より。

何故ホワイトスネイクは世界を掴めたのか?『スリップ・オブ・ザ・タング』リリース当時の1990年、デイヴィッド・カヴァデールが黄金の80年代と総キャリアを振り返る決定的インタビュー!

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