コールドプレイ、LAでのライヴを延期に。黙祷、そして“イマジン”~“O”を捧げる

コールドプレイ、LAでのライヴを延期に。黙祷、そして“イマジン”~“O”を捧げる

コールドプレイが、13日、LAのthe Belasco Theaterでのライヴを、パリのテロ事件を受けて延期した。
ニュー・アルバムを控えた貴重なタイミングだけに、現地ライターの鈴木美穂さんにライヴ観に行ってもらっていたところ、以下のメールが届いたので、抜粋します。

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ステージセットは設置され(スピーカーやピアノの上、ステージ脇の柱にポピーのようなカラフルな造化が飾り付けてあり、新作のジャケのような雰囲気)、
メンバーも夜8:50くらいにステージに登場しましたが、
同日に起こったパリでのテロ事件のことを考えて、
コンサートと、Tidal.comで予定されていたストリーミング放映を来週土曜日に延期にすることを告げました。

クリスは「それでもいいかな? 土曜日大丈夫?」と尋ね、
「でもその代わり、今日演奏するのに相応しい曲をプレイするよ」と、
ドラムなしで静かな曲を7曲披露。
午後5時にニュースを聞いて決断して、セットリストを考えたそうです。

最初にメンバー全員とオーディエンスで黙祷をしてから、
ドラマーがピアノを演奏する形で“イマジン”で始まり、“O”で締めくくられました。

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本当に、考えられないとんでもないことが起こってしまった。
そして、今回のコールドプレイのアルバムは、そうした苦難を乗り越えていく強いメッセージになるに違いない、と音よりも一足先に編集部に届いたインタヴューのテキストから伝わってくる。

12月4日のリリースが待ち遠しい。『ア・ヘッド・フル・オブ・ドリームズ』が、
パリの、そして世界中の傷ついた人々を元気づけてくれることを願う。(井上貴子)
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