泣く子も黙るようなThe BONEZやcoldrainの轟音で雨が止み、SUPER BEAVERが歌い出せば陽が射しこみ、いつの間にか頭上には気持ちよく
紺色の空が広がっていた夕方6時。

全10組が繋いだバトンを受け取り、ラストに登場したのはもちろん04 Limited Sazabysだ。本日出演したASIAN KUNG-FU GENERATIONのカバー“未来の破片”も含むスペシャルなセットリストを披露。満場のオーディエンスの心をひとつ残らず掻っさらっていく。

「僕たちの仲間はすごい人ばかりで。根っからのバンドマンで、根っからの感情マンで、こういうときに気持ちが入っていいライブができる。だって、バンドマンだから」

GEN（B・Vo）は本日の出演者に対してそういうふうに感謝を伝えていたが、それはそのままフォーリミに跳ね返ってくる言葉でもある。だからこそ今日のように、同じような志を持ったバンドは自分の意思で彼らの元に集う。彼らのことを信頼するオーディエンスが「YON FESだから」「フォーリミの薦めるバンドなら」という理由でお客さんとしてこの場に訪れる。

丸一日楽しませてもらっていちばんに思ったのは、人間力の塊みたいなフェスだ、ということ。これならもう、明日もきっと素敵な日になることでしょう。引き続きブログ記事もアップしますので、チェックしていただけると嬉しいです。（蜂須賀ちなみ）