赤い公園、3作連続リリースの第2弾『恋と嘘』の胸キュン度が半端ない

赤い公園、3作連続リリースの第2弾『恋と嘘』の胸キュン度が半端ない

2月、4月、6月と、シングルを3作連続でリリースする赤い公園。2月にリリースされた1作目は『闇夜に提灯』という、和のリズムを取り入れ、ダークでポップで踊れるロックサウンドを届けてくれましたが、気になる第2弾は、赤い公園史上最もストレートにキュートなラブソング! 驚きました。タイトルはズバリ『恋と嘘』。恋をした相手に釣り合う自分でいたいために、小さな嘘で背伸びをする乙女心が痛いほど伝わってくる楽曲です。この健気なラブソング、佐藤千明のボーカルが、またとても良い。それにしても、なぜ今、これほどまでに純粋なラブソングをリリースすることになったのか、赤い公園のすべてのソングライティングを手がけるギター・津野米咲にじっくりと話を訊いてきました。

インタビューでは、《ブラウスの中にそっと/嘘をつめた》と歌う秀逸な歌詞について、また、シングルを連続リリースする意図について、さらにはデビューから5周年を迎えた現在の赤い公園について、津野さんらしい明快な語り口で答えてくれました。今、バンドとしての状態が素晴らしく良いことは、この作品からはっきりと伝わってきますが、津野さん自身が「今が一番メンバーと仲が良い」と言っていたのも興味深かったです。誌面には文字数の都合で書けなかったけれど、「休みの日に4人で飲んで終電逃したりしてます。逃した後、何やってるんだろうってすごく後悔するんですけどね」というエピソードも語ってくれて、「みんなが今、バンドをすごく楽しんでいる状態」だと言っていたのもとても印象的でした。

インタビュー記事は『ROCKIN’ON JAPAN』5月号に掲載。ぜひ、赤い公園の新曲とともにお楽しみください。(杉浦美恵)
公式SNSアカウントをフォローする

人気記事

最新ブログ

フォローする