SEKAI NO OWARI、新曲“Hey Ho”初オンエアを聴いた!

SEKAI NO OWARI、新曲“Hey Ho”初オンエアを聴いた!

『SOS / プレゼント』以来約1年ぶりとなる、SEKAI NO OWARIのニューシングル『Hey Ho』。2016年10月5日(水)のリリースに先駆けて、表題曲“Hey Ho”がいよいよTokyo FM『SCHOOL OF LOCK!』で初オンエア!
Twitterタイムライン上の熱気(?)に押されるように、番組開始早々からオンエアされた“Hey Ho”。海を目指して歩いた“RPG”の続編とでも言うべき「嵐の海を前にして怯む気持ち」を綴った詞世界を、フィドル(バイオリン)/バンジョー/バグパイプの音色が飛び交うアイリッシュ民謡的な音世界へと編み上げた、壮大で力強いポップマーチだ。

この世界のどんなものでも、大事にしたから初めて大切になる、大事にしなければ「大切なもの」にはならない、という残酷なまでにシンプルな真実。
この世界のどこかでSOSを発信している「誰か」を「誰か」のまま放っておけば忘れてしまう、それでいいの?というまっすぐな問いかけ。
『Hey Ho』は動物殺処分ゼロプロジェクト「ブレーメン」の支援シングルとして発売される作品であり、“Hey Ho”の「誰か」は第一義的には、今この瞬間も命の危機に直面している動物を指しているはずだ。が、そんな楽曲が同時に、正義と欺瞞/白と黒が入り乱れるこの世の中をカラフルな筆致で描きながら、今この時代を生きる僕らに「誰かに手を差し延べる勇気」を鼓舞するエールであるようにも聴こえてくる。まさにセカオワならではのマジックに満ちた名曲だ。

TL上にも歓喜の声があふれていたこの日の新曲初オンエアは、SEKAI NO OWARIの新しい季節を十分に予感させる時間だった。なお、2016年10月4日(火)の『SOL!』では「生放送教室」にセカオワ登場!(高橋智樹)
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