【速報】いきものがかり「地元でSHOW!!」海老名2日目、雨の熱演から見えたもの

【速報】いきものがかり「地元でSHOW!!」海老名2日目、雨の熱演から見えたもの

「『ありがとう』を伝える相手がいることの幸せを噛みしめながらライブをやっていました」……地元・海老名の運動公園を埋め尽くした25000人の観客に、雨に濡れながら目を潤ませ呼びかける水野良樹の言葉は、万感の想いに震えていた。

いきものがかりのデビュー10周年記念ライブとして、海老名/厚木で各2DAYS開催される地元公演「超いきものまつり2016 地元でSHOW!!~海老名でしょー!!!~ / ~厚木でしょー!!!~」の海老名2日目。
ライブ途中から降り始めた雨が終演に向けて激しさを増す、あいにくのコンディションでこそあったものの、いきものがかりのデビュー10年史(&結成からの17年史)を、あふれんばかりの歓喜とともにステージと客席で分かち合う、最高のライブだった。

降りしきる雨に濡れることも厭わず、何度も何度も花道に進み出て、一曲一曲最高のメロディを繰り広げていた吉岡聖恵/水野良樹/山下穂尊の3人。
何より、大編成のバンドアンサンブルを凌駕するほどの生命力とともに鳴り渡る吉岡の歌声――言葉のひとつひとつを慈しみながら、心のフィルターを開放してすべてを歌に注ぎ込んでいく唯一無二のあの響きが、雨に冷えた身体を芯から熱く震わせてくれるように鳴り渡ってきた。

いつもは自分たちのことを多く語らず、楽曲にすべてを託し、その楽曲を通して時代と共鳴し合ってきたいきものがかり。そんな3人にとっても、デビュー10周年タイミングで改めて地元で自己紹介するような、水野いわく「自分たちのことしか語らないライブ」は、忘れられない貴重な体験になったに違いない。

なお、今回の「海老名でしょー!!!」「厚木でしょー!!!」の模様はWOWOWにて9/24・10/1の2週連続で放送!(高橋智樹)
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