RADWIMPS、地上波初パフォーマンスの“前前前世”@『Mステ』を観た!

RADWIMPS、地上波初パフォーマンスの“前前前世”@『Mステ』を観た!

え、これ本当にテレビの収録? 今日どっかでワンマンライブの中継やってたっけ?ってくらいに熱く沸き起こるシンガロング。
「生放送のスタジオライブ」という特殊なシチュエーションを忘れさせるくらいの熱量を、RADWIMPSは確かに生み出していた。

RADWIMPSが主題歌&サウンドトラックを手掛けた映画『君の名は。』の公開日でもあったこの日。映画の主題歌のひとつでもある“前前前世 (movie ver.)”を携えて登場した今回の『ミュージックステーション』が、メジャーデビュー11年目にして初の地上波音楽番組への出演となったのはご存知の通り。

活動休止中の山口智史に代わり、この日もツインドラムのサポートとともに5人編成で初の『Mステ』に臨んだRADWIMPS。
番組冒頭、マイクを向けられた野田洋次郎は「緊張してます。でも、人生で、生のタモリさんに会うことがあると思っていなかったので、感激です」と話していたが、この日の歌と演奏は初出演のアウェイ感はまるでゼロ。
RADWIMPSの切実なセンチメントが凝縮された“前前前世”のメロディを、その場にいた人たちはもちろん、カメラの向こう側で観ている全国の視聴者に対しても、全身全霊傾けて響かせるようなひたむきなマインドが、その熱演からも伝わってきた。

「僕は85年生まれなんですけど、ちっちゃいころから観てきた番組に出られて、本当に感激でした。ありがとうございます」
放送のエンディングの場面で洋次郎はそう言っていたが、逆に僕らからすれば、同じく「ちっちゃい頃から観てきた」番組にRADWIMPSがはっきりと足跡を残してくれたわけで、その感激はまだまだ薄れそうにない。

ちなみに。アルバム『君の名は。』については先日「今週の一枚」(http://ro69.jp/blog/ro69plus/147475)でも書いたが、今日朝イチで改めて観た映画『君の名は。』での客席一面の感涙が、ストーリーや登場人物の感情と楽曲との奇跡的なまでのマリアージュぶりを明確に物語っていた。それについてはまた後日、改めて(映画のネタバレなしで)じっくり書いてみたいと思う。(高橋智樹)
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