【速報】DOES『INNOCENCE』ツアー大団円! 代官山UNITに満天のロックンロールが鳴った夜

【速報】DOES『INNOCENCE』ツアー大団円! 代官山UNITに満天のロックンロールが鳴った夜

過去最高に熱いライブであるだけでなく、こんなに楽しく開放的なDOESの姿が観られるなんて!と嬉しくて仕方がない。

最新アルバム『INNOCENCE』のリリースツアー最終日、代官山UNIT。凶器としてのロックンロールを撃ち放っていくかつてのモードではなく、観る者すべての魂のロックンロールを自然発火させていくような、途方もない開放感と熱量が代官山UNITを満たした、最高のステージだった。

サポートギターなしの3人だけのサウンドも、『INNOCENCE』の無防備な空気感との相乗効果で突き抜けるようなダイナミズムを生んでいたし、立て続けに轟いた“修羅”“KNOW KNOW KNOW”がフロアをがっつり揺らしまくる図はまさに圧巻。

その髪型ゆえに「縄文人のジョー」と命名(?)されているケーサクはなんと自作の縄文土器を披露していたし、『銀魂』とDOESの歩みを振り返りつつ「5年くらい前にアニメオタクになっちゃいまして…」と明かすワタルにヤスが「や、前からオタクだったよね? 『魔女の宅急便』を『魔女宅』って略したらマジギレしてたし(笑)」と突っ込んで会場を沸かせていた。

さらにWアンコールではワタルがファンの子を舞台に上げてサブギター弾かせたり(もちろん当て振りだけど)していたが、それらも含めて全部の場面がロックンロールの一部になっていくようなマジカルな生命力が、この日のUNITには確かにあった。デビュー10周年目前のバンドが、ここまで突き抜けた進化を遂げたことに、ただただ感動するしかない。

終演後の3人の表情からも「やりきった感」を感じてもらえることと思う。9月には10周年記念の赤坂BLITZも控えているDOES。彼らの「今」を、ひとりでも多くの人に体感してほしいと心から思う。すごいから。(高橋智樹)
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