「楽器を持たないパンクバンド」BiSHに取材。素敵な6人でした

「楽器を持たないパンクバンド」BiSHに取材。素敵な6人でした

BiSHに取材しました。BiSを手がけた渡辺淳之介と松隈ケンタが再びタッグを組んで始動したこのグループ。
活動歴はまだ約1年くらいですが、すでに強烈なオリジナリティを放つ存在となっています。
ヘドバン、モッシュ、ダイヴの嵐となるライヴ、魂をグラグラ揺さぶる熱いサウンド、全力の歌声&ダンスが届けてくれるたくさんの勇気……などなど、魅力は尽きません。
過激な要素を極上のエンタテインメントにしてしまうこの感じは、チョコレートでコーティングされたハバネロとでも言いましょうか? 
とにかく、何やら只事ではない多重層の興奮を届けてくれる人たち。

メジャーデビュー作となるシングル『DEADMAN』のインタヴューのために、ロッキング・オンの会議室に来てくれたアイナ・ジ・エンド、モモコグミカンパニー、ハグ・ミィ、セントチヒロ・チッチ、ハシヤスメ・アツコ、リンリン。
とても可愛らしい6人でしたが、語ってくれた言葉のひとつひとつに強い意思、BiSHに懸ける想いが漲っていました。
若い女の子と話をしていることをついつい忘れてしまいそうになる過激な単語、特殊な名詞、淫靡な話題も飛び交った取材、最高に楽しかったです。

彼女たちのリアルな叫びに満ちたハードコアチューン”DEADMAN”がカッコ良過ぎて堪りません。公式動画チャンネルにアップされているMVも興奮できる上に爆笑できるので、まだ観ていない人はぜひ! 
小室哲哉プロデュースのカップリング曲“earth”も素敵です。「楽器を持たないパンクバンド」という彼女たちのコンセプトは、今作を聴けばよく分かると思います。

記事はROCKIN'ON JAPAN6月号に掲載されます。BiSHの今後の活躍も楽しみです。
僕は完全にファンになりました。(田中大)
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