【速報】NICO Touches the Wallsとドレスコーズのツーマンを観た

【速報】NICO Touches the Wallsとドレスコーズのツーマンを観た

ワンマンツアーと併行して行われた、NICO Touches the Wallsのツーマンツアー「ニコ タッチズ ザ ウォールズ ノ フェスト’16」。ツアーファイナルの本日はドレスコーズとのガチンコバトル。

越川和磨(G)、有島コレスケ(B)、菅大智(Dr)、そして志磨遼平、という布陣で臨んだドレスコーズ。SEなしでステージに登場し、散弾銃のように言葉を繰り出す“ゴッホ”冒頭へ……という張り詰めた空気のオープニングシーンから、オーディエンスの熱視線を一手に引き受ける。静と動、流麗さと獰猛さ、感情の爆発とクールな批評性——美しき二律背反をその身一つで表現してみせる志磨の姿は、ロックンロールの化身そのものだ。

そんな熱演に感化されてか、後攻のニコも初っ端から気合いが漲りまくり、というかもはや溢れまくりの状態。来月リリースのシングルカップリング曲(本日初披露!)、さらには志磨のことを「同世代のなかで最も尊敬すべきミュージシャンであり愛すべき友達」と紹介した光村による“愛のテーマ”(毛皮のマリーズ)の弾き語りも交えたセットリストを、いつにも増して男臭い、青春ど真ん中みたいなサウンドで鳴らしきった。

2組のコラボが行われたアンコールでは、ザ・ビートルズ『Abbey Road』のメドレーを披露!
この日ならではのスペシャルセッションにオーディエンスも歓喜の声を上げていたが、ステージ上のメンバーたちの心底楽しそうな表情が何よりも印象に残った。(蜂須賀ちなみ)
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