夜の本気ダンスが東名阪を廻る新春ワンマンツアー「G-A-SHOW！」の2本目、東京公演。ソールドアウト超満員のクアトロで夜ダンがワンマン……なんて聞いただけでアツイ夜になることぐらい予想ついていたのに、ニットのセーターを着てきた自分の愚かさを悔いています、今。1曲目が始まってから最後まで、フロアの温度とテンションは止まることなく急上昇。冬とは思えない熱気と湿気のなか、これを書いている最中である。

リズムのループでトランスさせる、言葉のリズムで転がす、ビートの波で心身ともに揺さぶる……一口に「ダンス」といえども、様々な手口を使いながら我々を本気で踊らせにかかる夜ダン。喋りは巧いけどどこか真面目さが隠しきれないMCも含め（笑）、フェスやイベント等の短時間のアクトではどうしても見せきれなかったバンドのキャラクターをオーディエンスへ印象づけることができたのではないだろうか。そして今日披露された新曲2曲、どちらも視界がスカッと開けるような曲で、きっと今よりデッカい舞台を想定して書かれた曲なんじゃないかと思う。春のメジャーデビューが決定している彼ら。新作に関しても今から期待したい。

なお、ライヴレポートは後日アップ予定です。しばしお待ちを。（蜂須賀ちなみ）