ツアーファイナル×結成5周年、最新型Czecho No Republicを観た

ツアーファイナル×結成5周年、最新型Czecho No Republicを観た

「『Santa Fe』リリース記念 聖なる行進TOUR“スーパーファイナル×一夜限りの結成5周年スペシャル」と名付けられた今夜のライヴ。

アルバム収録曲だけではなく、5人で演るのは初めてだという“マサチューセッツ”、武井が初めてバンドに持っていったオリジナル曲(それまで自作曲は、当時付き合っていた彼女にしか聴かせていなかったらしい)の“Good Bye”など、本人たちも懐かしいと語るほどの初期楽曲も披露された。

バンドの軌跡を描く“Good Bye”の演出(詳細は後日アップのレポートにて)も感動的だったが、最もグッときたのは“Beautiful Days”と “ダイナソー”。チェコの新たな挑戦がふんだんに盛り込まれた前者、そして「(観客からの)声が多ければ多いほどいいなと思っていた曲」と語っていた後者。最新型の楽曲と、バンドとともに育っていった楽曲。両方の視点から今のチェコの魅力を目撃することができた。

Zepp DiverCityの大きなフロアを目の前にして、武井は“ダイナソー”のことを「今日で成仏しそう」と言っていたが、そこにだけは異論を唱えたい。だって今の5人を見ていたら、もっと大きな会場であのアンセムが鳴り響く様子なんて容易に想像できたから。(蜂須賀ちなみ)
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