KANA-BOONのアルバム『DOPPEL』リリースまであと8日!

KANA-BOONのアルバム『DOPPEL』リリースまであと8日!

※『DOPPEL』の発売までカウントダウンしつつ、アルバムの楽曲を1曲ずつレビューしていきます。

M-4 “MUSiC”
昨年の自主制作シングル『耳をふさいで』に収録されていた“MUSiC”は、簡単にいえば音楽をやることの理想について歌った曲であり、音楽をやっている人間がストレートに書いたラブソングだ。誰に向けての?
この曲を受け取るあなたに向けての、だ。《いつか忘れてしまう生き物だから仕方ないが/そんなの嫌だ/だから、君が忘れない/忘れられない歌を作って、歌おうと思った》《聞きたくないことばかり聞こえる世界だから/そんなもんは聞こえないようにしてあげるよ》。《国道沿いを走って僕は歌った/君を忘れないための歌》と歌った“さくらのうた”(『僕がCDを出したら』収録)と裏表のような“MUSiC”の「歌」は、つまりそれを歌っている「僕」そのものである。谷口鮪にとって音楽とは、歌とは、どんなものなのか。それを素直に表現したのがこの“MUSiC”。デビュー前の眩いピュアネスが宿っている。ここで歌われる「歌」は“白夜”で「黒い魔法」と言い換えられることになるのだが、そこにある理想や純粋さは、変わらずKANA-BOONのなかにある。


あと1週間でフラゲ日!


M-1 “1.2. step to you”
http://ro69.jp/blog/ogawa/90804
M-2 “ワールド”
http://ro69.jp/blog/ogawa/90810
M-3 “ウォーリーヒーロー”
http://ro69.jp/blog/ogawa/90892
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