back number”クリスマスソング”のフル初オンエアを聴いた。この曲は「すべて」だ

back number”クリスマスソング”のフル初オンエアを聴いた。この曲は「すべて」だ
昨夜の『オールナイトニッポン』で解禁された、新曲”クリスマスソング”。
聴き終わって、やがて番組が終わって、感動しながら寝て、でもすぐに目が覚めてしまって、今これを書いている。

本当にすごい曲だ。
ラジオの話だけど、曲フリが異様に長くて(笑)、そこで清水依与吏は「緊張している」「怖い」と繰り返していた。今の自分そのままで作った歌詞だから、と。

思えばそれって不思議なことだ。だって、この曲は晴れて月9の主題歌なわけである。しかも狙いすましたかのようなクリスマスソングなのである。コンセプトありき、テーマありきで生まれた楽曲、のはずなのだ。

でも、曲を聴いてその通りだなと、本当に思った。
歌詞のディテールまで聞き取ったわけではないけれど、ここには「あの」清水依与吏がいる。僕たちが今まで何度も出会ってきた、優柔不断で情けなくて恋愛体質な、あの清水依与吏。

”ヒロイン””SISTER”と続いてきた大型タイアップシングルで、清水はスマートに狙ったところにバットを出し、投げられたボールを的確に芯で捉え、見事に打ち返してきた。一方で(これもタイアップ曲ではあるけど)”手紙”では「家族へのメッセージ」という形を取ることで、素っ裸で率直な思いを綴っていた。そしてこの”クリスマスソング”。ここで清水は初めて、投げ込まれたストレートを、自分のスイングで打ちにいった。そして打った球は、これまで以上の特大アーチになろうとしている。

back numberがback
numberとして、清水依与吏が清水依与吏として、初めて完全勝利をするシングル。『クリスマスソング』はそんなものになる気がしている。ここには彼らのすべてがある。
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