東京カランコロン、ホールでワンマ ん! 終演後の5人

東京カランコロン、ホールでワンマ ん! 終演後の5人
いちろーとせんせいに初めて取材したときから、彼らは「いつかホールでやりたい」と言っていた。だから今日は始まる前からものすごく感慨深かった。

でも、たぶん東京カランコロンが当時思い描いていたホールでのライヴと今日のライヴは全然違うものだったはずだ。あのときはたぶん、音楽だけじゃなく、演劇的な要素とか、エンターテインメントな感じとか、そういうのもひっくるめてのショウをやりたいという感じだったと思うけど、今日、中野サンプラザでカランコロンが見せたのは、どこまでも音楽的な時間と空間だった。

5人が歌って踊る“ネオンサインは独りきり”とかもあって、それももちろん最高だったけど、何より感動したのは、いちろーとせんせいの歌がドカーンとまっすぐ伝わってきたことだった。中盤にやったふたりだけのアコースティックコーナーとか、よすぎてびっくりしたわ。

相変わらずヘンテコだし、いちろーも言ってたとおり流行りとは無縁なバンドだけど(いや、流行れよ!)、そのヘンテコで流行りと無縁のまま、カランコロンはみんなの歌になれるかもしれない。なんとなくそう思った。
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