KANA-BOON谷口鮪、2万字!

KANA-BOON谷口鮪、2万字!

1月30日発売のJAPAN、KANA-BOON谷口鮪の2万字インタヴュー掲載です。
少年期の話から、音楽と出会って夢をひとつずつ叶えてきた今まで、すべてを真正面から語ってくれました。かなりヘヴィなことも、逃げずに話してくれています。ありがとう。

なぜ、これまで明かすことのなかったプライベートなライフストーリーを、このタイミングで彼は語ったのか。もちろんそこには必然があります。『TIME』を聴けばわかるはずだけど、KANA-BOONは今、まさに新しい物語の入り口にいます。今まで抱きしめて背負ってきた荷物を下ろして、その中身をちゃんと確かめて、抱きしめるべきものはちゃんと抱きしめて、そしてもう一度、前に進むのです。そのために、鮪には自分の過去をしっかり言葉にする必要があった――ということだと思います。

KANA-BOONは、鮪にとって「夢」そのものであり、「人生」そのものでした。
彼は中学生のときに友達からホルモンの『ロッキンポ殺し』を薦められて、音楽に目覚め、ギターを買い、軽音楽部に入り、バンドを組み――その「あらすじ」だけを見れば、よくあるバンドマンのヒストリーかもしれません。
でも、鮪にとってそれは、もう一度イチから人生を創る、ということだったんだと思います。
だからKANA-BOONは、びっくりするくらいストイックに、地道に、ひたすらまっすぐに、前へ前へと歩いてくることができたのだと思います。

バンドとしてどうなっていきたいか、しっかりと目標を立て、そこに向かうプランを作り、そのハードルをひとつずつ越え、KANA-BOONはここまで来ました。それは鮪にとっては自分の過去を乗り越えるための闘いでもあったし、自分が生きていることの証明でもあったのです。

もちろん、その闘いも証明も終わることはないし、KANA-BOONはこれからも前に歩き続けるはずです。でも、その闘いは今までとは違うものになるし、歩いていく道もこれまでとは違う道になる、と『TIME』は物語っています。

2万字インタヴュー、長いけどぜひ読んでください。読み終わった頃には、KANA-BOONと谷口鮪のことが、今よりもっと愛しくなっているはずですし、そのロックのもつ強さと意味が、よく分かるようになっているはずです。
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