ホルモン林間学校のすべて

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7月に行われたマキシマム ザ ホルモンの「全国腹ペコ統一試験」。
それがなんであったのかは、このエントリ(http://ro69.jp/blog/ogawa/106493)や、
あとこの動画


を見てもらえればと思うのだが、その統一試験の成績上位者への賞品のひとつとして用意されていたのが「ホルモン林間学校参加権」。僕は恐れ多いのでこれを希望しなかったが(ま、結果的に成績の面でも手が届かなかったわけですが)、その林間学校が9月13日〜14日の一泊二日でついに開催された。その様子がNAVERまとめでまとめられている。

http://matome.naver.jp/odai/2141075935137268101

44名の精鋭腹ペコがバスに詰め込まれ、辿り着いたのは山奥の校舎。『金田一少年の事件簿』だったら絶対連続殺人が起きるようなシチュエーションで一泊二日、当然仕掛け満載、ホルモンのメンバーとの交流もあったらしく、噂のソープランド津田も出現した模様(!)。詳しくは上記リンクを。

これは、いわゆるファンサービスの域を超えている。そこで行われているコミュニケーションが、ファン対アーティストという枠組みよりもはるかに濃厚なものだからだ。たぶん参加した腹ペコもクタクタに疲れただろうし、メンバーもほとんど寝ていないと思う。そこまでしてこんなイベントをやろうというホルモン、亮君とは一体何なのか。「アーティスト」と「ファン」の間を分かつ薄皮一枚ですら必死になって破ろうとするその欲求には改めて戦慄するし、そうやってバンドもファンも素っ裸になって肉弾戦を繰り広げたこの林間学校が、最終的に参加者どうしの固い絆を生んだというのも当然なのである。

でも、たぶん亮君にとってはこのコミュニケーションの「濃さ」は決して特別なものではない。この「統一試験」から林間学校への流れはそれをものすごくわかりやすく表現しているけど、ホルモンと付き合うっていうのはそもそもそういうことなんじゃボケ、ということのような気がする。そう、面倒くさい。でもだからこそ超絶楽しいしハマると抜けられなくなる。それがまさにホルモンなのだ。
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