レディー・ガガ『アートポップ』ツアー開始。7日間売切れスペシャルなライブを観た!

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LADY GAGA、NY7日間売り切れ特別ライブの初日が素晴らしかった!

レディー・ガガの『アートポップ』ツアーが間もなくアメリカで開始するのだけど、その皮切りにNYで超特別ライブが行われた。

ローズランドというNYの老舗ライブハウスが間もなくクローズするため、ガガがそのはなむけになんと7日間もライブをすることになったのだ。キャパは3,200人というガガにしては超小さいので、チケットはあっと言う間に売り切れてしまった。

その貴重ライブの初日3月28日を幸運にも目撃することができた。その内容があまりに素晴らしくて、ガガの価値を再確認してしまうようなものだった。

ガガは、2008年のデビュー以来あまりに巨大化してしまい、考えてみればまだ28歳なんだけど、世界のポップ・シーンを担う立場になっていたため、最近徐々に風当たりも強くなってきたのでは、という印象があった。なので、メジャー音楽シーンを代表して、音楽のあり方とか、売り方など、音楽以外の部分が取り沙汰されたりしていたような気がする。自分でも言っていたけど、インターネット記事のアクセスのために、自分のやったことが勘違いされてセンセーショナルに書かれすぎていると。

しかし、この日のライブは、彼女の音楽的な核、彼女が追求していたことがあまりに直球で見えるような内容だったのだ。

そもそも会場の場所が良かった。それはNYブロードウェイ・ミュージカルの行われるエリアのど真ん中であり、しかも、NYで最も有名と言えるクラブ、スタジオ54があったような地域でもある。ガガのステージには、正にブロードウェイ・ミュージカルかと言うような足場が組まれていて、思いきり高い位置で歌ったり、踊ったり、ピアノが中段に置いてあったり、かと思えば、ステージ横のVIPセクションには、彼女が売れない時に住んでいた地域を走っていた地下鉄のセットがあって、そこで歌ったりと。正に、ブロードウェイ・ミュージカル的な臨場感なのであった!しかも、来ている観客は、スタジオ54かというような、きらびやかさと、奇抜さ、ドラッグクイーン達も、ガガのライブだからこそというような着飾り方。様々な観客がガガのライブだからこそ解放されている、そんな今はなき古き良きNYのクラブ・シーンを大復活させているようだったのだ。

そして何より彼女の音楽性には、ブロードウェイ・ミュージカル的な過剰さがあり、もちろん80年代のNYクラブ的な要素がある。それがこの場所だとすべてしっくりと成立して響いていたのだ。

もちろん、全曲かと言う勢いでの衣装チェンジもあり、アリーナ用のライブが凝縮されていたわけだから、エネルギーはおさまりきれないくらい。観客の熱狂と言ったらなかった。

ガガは、会場に向かうために自宅から昔のNYのタクシーに乗り込み、しかも、ローズランドということで、ローズを身にまとって会場入り。さすがガガ様、隅から隅までの拘りようだった。

詳しくはまたロッキング・オンのコレポンページで紹介させていただきます!

セットリスト
1. Born This Way(アコースティック)
2. Black Jesus + Amen Fasion
3. Monster
4. Bad Romance
5. Sexx Dreams
6. Dope
7. You and I
8. Poker Face (アコースティック)
9. Just Dance
10. Applause

Encore
11. G.U.Y.
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