James Ihaのライブを観た!

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なんと14年ぶりのソロ・アルバムが完成のジェームス・イハ!NYでライブを行ったので観てきた!

場所はキャパ1200人のアービングプラザ。出演は、彼が一緒にレーベルとレコーディング・スタジオを経営するアダム・シュレシンジャーのファウンテインズ・オブ・ウェインの前座として。しかし、イハが前座だったからか、会場は早くから瞬く間に満員に。

新作は、14年かかっただけあり、ジェームス・イハが意識しすぎないでジェームス・イハらしさを鳴らすことに成功している、自然な成長のサウンドが完成した快作。サウンドの感触や、雰囲気、ニュアンス、そして巧みなアレンジに、彼のエモーションが注がれた素晴らしい作品になっているのだけど、ライブでは、また違ったものとなっていたのが感動的だった。

ライブのバンド構成は、
Frank Locrasto (keyboards)
Steve Schiltz(guitar)
mike jackson (bass)
brain wolfe (drums)
にイハを加えた5人。

それで、はっ?!と思ったのが、やたら動きが派手で目立つギタリスト。なんと、ロングウェイヴ/ハリケーン・ベルズのスティーブ・シュリッツだったのだ。しかも、ライブにおいては彼がほとんど毎曲でギター・ソロを弾くのである。自分のソロ作で、ソロ・ツアーでもあるから、当然バンド全体を引っ張っているのは、ジェームス・イハなんだけど、ギター・ソロ・パートにくると、そこはよろしくお願いします、という感じで彼に任せていて、そういうところがイハらしくて素晴らしいなあと思った。彼自身には、これ見よがしなところはないのに、ジェームス・イハらしさにブレがないのである。

それに、当然そういう華やかなギター・ソロが入ると、ライブもより盛り上がる。つまり、フジロックなどの会場に立つことも当然考えてのことだと思うのだ!

さらに、バンド・サウンドにしたことで、よりエモーショナルな部分がドラマチックにもなっていて、なぜ自分が彼のサウンドを好きなのかをよりビビッドに感じることもできた。どうぞフジロックのステージをお楽しみに!

またロッキング・オンの4月号に掲載のインタビューを読んでいてちょっと気になったこと。最後にスマッシング・パンプキンズの将来について聞いて彼が完全否定していないこと。

これまで私も数回彼にインタビューしてきて毎回パンプキンズでの活動について聞いてきたんだけど、その度に、「パンプキンズは僕の中では美しく終わっているから、良い思い出としてそのままにしておきたい」ときっぱりと否定していたのだ。

しかも、ビリー・コーガンに聞いたら、彼がパンプキンズを復活させる時にジェームス・イハも誘ったのだけど、断れたと言っていたし。しかし、ここに来て、曖昧な返事へ!

もしかしたら、もう時間も経って、大人にもなったし、許せることがあって心境に変化が起きたのかも????

またはコーチェラに断りきれないほどの大金積まれているとか?冗談です!!!!

ビリーが試行錯誤しているのを見るにつけ、何か幸せな形で復活してくれたら嬉しいなあと思う。ロックの殿堂とか!?(笑)。

ちなみに、写真のセットリストに小さいメモがありますが、スティーブが書いたもの。もらっちゃって良かったのかな?
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