ジャック・ホワイト熱愛の人が表紙@ローリング・ストーン

ジャック・ホワイト熱愛の人が表紙@ローリング・ストーン

日本の皆さんは馴染みがないと思いますが、アメリカの大人気コメディアン、夜のトークショー・ホストのコナン・オブライエンが最新号ローリング・ストーンの表紙です。

ジャック・ホワイトと非常に仲が良くて、今年のボナルー近辺で共演したり、彼のレーベルからなんとレコードまで出しています!

彼は、今年の1月にアメリカで最も伝統のあるトークショー”THE TONIGHT SHOW"のホストに大抜擢され、もちろんそれは大事件で、その初回のゲストに、ジャック・ホワイトが出たり、パール・ジャムも演奏に駆けつけたりと、とにかくミュージシャンに慕われているホストなのです。しかし、色々な事情により”不当”にたった7ヶ月後で解雇。その後、契約によりしばらくTV出演が禁止されていたので、Twitterによって初の全米ツアーをすることを発表。チケットは数時間で売り切れました。NYのライブでは、ヴァンパイア・ウィークエンドがステージに登場したりしました。個人的にも一番大好きなホストで、彼が”THE TONIGHT SHOW"のホストになるために、NYの番組を降りたその最終回では、ちょっと涙が出そうになりました(笑)。

しかし紆余曲折の後、とうとう新番組が始まるので、再び、若い世代が応援しているのです。

ジャックは「夜のトークショーの中で、僕が演奏したいと思うのは、コナンだけなんだ。レターマン(別のショー)は、冷たすぎるし、レノ(また別のショー)は年寄りすぎだし。一度コナンに出演した時に、机の横で生ギターを弾いたんだ。もしこれがレターマンだったら、心臓手術をすることになったと思うよ」と。コナンによると、ジャックと知り合ったのは、まだホワイト・ストライプスが無名だった頃。ジャックがコナンのファンだったので、ボーリング場で声を掛けたのだそう。その時彼がジャックに優しくしたそうで、ジャックはそれを覚えているみたいです。

”THE TONIGHT SHOW"までは、人気も絶大で、アメリカ、トークショー界の王道を走っていた彼が突然の挫折で、アンダードッグに。しかし、それによって若い世代との新たな絆を結んだような気がします。新番組の最初のゲストにもまたジャックが出るです!

ちなみに、表紙にある「世界で最もグラマーなバンド、フェニックス、アメリカを制す」もまた気になります。マジソン・スクエア・ガーデンのレポートが載っているのだと思います。
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