もちろん別々にですよ。でも当初の予定だと、先週の金曜日にふたりともにインタビューすることになっていたのです。幸か不幸かアントニー（＆ジョンソンズ）のインタビューが今日にずれたので、太陽と月に一度に会っちゃうみたいなことはなかったんですが。


スフィアンはブルックリンにあるスタジオで。現在これから始まるツアーの絶賛リハーサル中。忙しい時に申し訳なかったです。この写真だとたっぷり話してもらった後なので、かなり疲れてますが（笑）、登場した時は、うわっ目がキラキラ。まぶしかったです（笑）。しかも、ブザー押して、インタビューに来たものです、と言ったときに、折り返しの「はい、どうぞ〜」の声が優しい。この物腰の柔らかさ、最近インタビューする人たちに共通していると思います。


スタジオはすごく小さいのですが、グランドピアノもちゃんとあって、後ろ振り返ったらもうコンピューターという距離でしたけど。でも、小さくエンパイアステイトビルが見えるんです。全体的にかなり散らかってましたけど。そして散らかっていてごめんと言っていました。


新作はこれまでコツコツやってきたことに絶望（？）して、すべてを放り投げたアルバム……というと大変語弊があるのですが、新境地作であることは間違いないです。４ヶ月間、まったく曲が書けなくなった大スランプ中は何してたんですか？と聞いたら、料理と自転車、だそう。とりあえず、肉体面を健全にしようとしたんでしょうね。この日も、引き続き健康的でした。


アントニーは、写真撮らせてもらうの忘れちゃったのですが、近くのバワリー・ホテル(２枚目に小さく映ってます）にて。目に涙をためる場面あり……のインタビューでした。そう言えば、来週のガーディアンに、ビョークとの対談が載るそうです。地球についてとことん語り合ったのだそうですが、ビョークと僕は全然違うと力説してました。彼女はあり得ないくらいポジティブだと、絶句してました（笑）。だからそのインタビューは面白いと言っていました。見つけたらすぐにお知らせしますね！


スフィアンもアントニーのインタビューも11月１日発売号に掲載になりますので。お楽しみに〜。