YYYSアコギ@MOMA

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NY現代美術館MOMAが毎年資金集めのために行なっているParty in the Gardenというイベントで、Yeah Yeah Yeahsがアコギライブを披露した。厳密に言えば、ドラムのブライアンがいなくて、カレンOとニック・ジナーに、ジョン・スペンサー・ブルース・エクスプロージョンのRussell Siminsがドラムで参加。さらにギターにImaad Wasifとストリングスが加わって行なわれた超貴重ライブだった。


カレンもニックもシャンパンを飲みながらの演奏。最初はちょっとかしこまった雰囲気のカレンだったが、3曲目にハイヒールを脱いだ頃から調子がぐっと上がり、笑顔でぴょんぴょん跳ねまくっていた。内容的には”MAPS"などを含む名曲を親密なサウンドで演奏。よりグッとくるアレンジになっていたので、個人的なツボはやはり『かいじゅうたちのいるところ』のサントラ。正にこれをやるために今日はアコギにしたんだろうというくらいで、”HIDEAWAY"と”ALL IS LOVE"の生演奏は感涙ものだった。”HIDEAWAY"は、監督のスパイク・ジョーンズに捧げられ、”MAPS"は、世界中の恋人達に捧げられた。それと、現在オーストラリアにいるというブライアンにも。たくさんの人達にたくさんのものを捧げて終わったようなそんなライブだった。


そういえば、この日ニックが一度ならず何度も何度も笑顔を見せていた。これまでニックがステージで笑ったところ一度も見たことなかったんですけど!!!どころかステージに立っている時ほとんど顔を前に向けなかったのに。シャンパンのせいか、アコギのせいか、それとも今まで私が遠くの席で観えなかっただけなのか、わかりません。


それにしても、私はプレスで入ったから良かったようなものの、このパーティそしてその前に行なわれたMOMAの中でのディナーに参加した人達が払った額というのは、すごく高かったはず。まあ当然ですよね。アートのパトロンなんだから。なもので、私がこれまで参加したパーティの中で、最もスノッブな客層だったんですが、これが何だか嫌味じゃない人達だったのです。きっと成り上がりがいないからだと思う。みんな生まれた時からの金持ちなんだと。ライブを観ていた人達は『ゴシップガール』卒、『セックス・アンド・ザ・シティ』前みたいな若い世代ではあったのですが。NYにある私の知らない世界を垣間見ることができてそれは面白かったです。YYYSを紹介したのが、ヒュー・ジャックマンでそれはなぜだったのかいまだにわかりません。
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