JACK WHITE、「メグは友達じゃない。もうほとんど話しもしない」と語る。

JACK WHITE、「メグは友達じゃない。もうほとんど話しもしない」と語る。

ジャック・ホワイトが、最新号ローリング・ストーン誌の表紙をソロで初めて飾っていますが、そこでメグとの関係について語っています。
http://www.rollingstone.com/music/news/jack-whites-private-world-inside-rolling-stones-new-issue-20140521

メグとの最近の関係について訊かれて、
「メグと話しをしている人なんてほとんどいないんじゃないのかな」「彼女はいつだって隠人だったからね。デトロイトに住んでいた時ですら、メグと話しがしたかったら、メグの家まで行くしかなかったんだ。つまり、今はほとんど話す機会すらないってこと」。

またホワイト・ストライプス時代の彼女について。
「彼女は、俺が、どんな凄いことを成し遂げても、一緒に喜んでくれるタイプでは絶対になかった。いつも俺のことを、『はいはい、それがどうしたの?』って感じで見ていたんだ。ホワイト・ストライプス時代のすべての瞬間が本当にそんな感じだったんだ。例えばスタジオでレコーディングしていて俺が『やばい!今俺達新しい世界を開いたよ!』と言ったとしても、メグは無言でそこで座っているだけだった。

リンゴ・スターが言っていたことをそこでいつも思い出したんだ。『エルヴィスを気の毒に思うよ。ビートルズではどう思うのかをいつだってみんなで話し合うことができた。でもエルヴィスはいつだってひとりぼっちだった』ってね。それで『俺は2ピース・バンドにいるのに、もうひとりは無言だよ!』って思ったんだよね。

ただし、それがステージでは最大のインスピレーションとなったということ。
「ステージで彼女を見るといつも、『彼女があそこにいること自体が信じられない!』って思っていたんだよね。

今この瞬間のすごさというのを彼女は全然分かってないから。彼女がこのバンドにとって、俺にとって、そしてこの音楽にとって重要な意味を持っているのかまるで理解してないってね。彼女は現代のドラマーの真逆だったんだ。それは、あまりに子供っぽくて、だから最高で、インスピレーションが沸く存在だった。その瞬間は、普段は無言であることはまるでどうでも良くなったんだ。なぜならステージ上では、俺が何をしたところで、彼女を超すことは絶対にできなかったから」。

じーーーーーーーーん。最初のほうの発言はファンとして悲しかったけど、でも、最後にジャック良いこと言ってくれました。良かった。確かに、昔インタビューした時もジャックは、メグが何も言わない何も言わないってしきりに言ってたんだけど、ここまで真剣なレベルだとは気付きませんでした。
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