昨年12月に報じられた、スリップノットからジョーイ・ジョーディソンが脱退というニュースについて、当人であるジョーイ・ジョーディソンがMetal Hammerにコメントを出し、否定している。

「ファン、友人、協力してくれているみんなへ」と前置きされたそのコメントの中でジョーイは「はっきりさせておきたいことは、俺がスリップノットをやめていないということだ」と記していて、このバンドはここ18年というもの人生そのものだったこと、よって決して捨て去ることのできないものであることを綴っている。

この一連の騒動がなぜ起きているのかなど詳細については明らかにされていないが、報じられたときは「ショック」だったと記している。

昨年12月にバンドは以下の声明を出していた（ http://ro69.jp/news/detail/93900 より）。
「マゴッツや世界中の俺たちのファンへ

ジョーイ・ジョーディソンとスリップノットは個人的な理由から道を分かつことになったことについて痛みをもって、しかし、静かな敬意をもってお伝えしま す。どのような将来になるにしても、ジョーイについては最善をバンド一同願っています。みなさんの多くとしては、どのようにして、そしてどうしてこういう 結論に至ったのかを知りたいと思うことは承知していますし、そうした問いに近い将来答えられるようにできるだけのことをしていくつもりです。自分たちが活 動をこれからも続けて、来年には新作を出すという計画を進めようという気持ちになれるのも、ファンのみなさんや自分たちが生み出している音楽への愛があればこそです。今回のことを理解していただけることを願いつつ、みなさんの不断の支援に感謝もしながら、スリップノットの未来の次なるフェーズを準備していきたいと思います。

ありがとうございます。
ザ・ノット」

上記の声明の後、コリィ・テイラーはラジオ番組に出演、以下のようなコメントを出していた（ http://ro69.jp/news/detail/94053 より）。
「今はまだ何も話せないんだよ。まだ起きたばっかりのことだし、みんなも知らないようなことがまだ舞台裏でいろいろ起きているから、法的に言っても、あるいは事態を尊重する意味でも、今はあまり語れることがないんだ。

今言えるのはジョーイと別れたことは確かだということ、それとなにか言えるようになった時点ですぐにいろいろ明らかにするということだけなんだけど、俺た ちとしてはこうすることでジョーイを守ってるんであって、また自分たちのことも守ってるわけでもあるんだよ。とにかく何ひとつヘマをしないように気をつけ てるということで、俺たちは自分たちにそれを望んでるし、それはファンにも望むことでもあるからね。

ファンのみんながなにが起きたのか知りたがってるのはよくわかるよ。でも、今は何も言えないと、そういうことなんだ。俺たちはいつだってなんでも包み隠さずやって きたはずだからね、こういうことになると、ファンはムカつくし、俺たちにもムカつくことだけど、でも、今言えることは何もないんだよ」