それにしてもデヴィッド・ボウイの最新ビジュアル・コンセプトがぐもも&続報あれこれ

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昨日突如発表されたデヴィッド・ボウイ、10年ぶりのカムバック。それからほどなくして発表されたビジュアル・ワークがもう、である。アルバムのジャケットもそう、シングルのジャケットもそう。「意味をとれ!」と言わんばかりのあからさまに挑戦的なプレゼンテーションである。自身そのものを「アート作品」として徹底的に対象化してきたボウイならではの手さばきである。

1977年の『ヒーローズ』のジャケットを大胆に「リサイクル」した新アート・ワークをデザインしたのは、かのJonathan Barnbrook。 普通、過去のデザインを使うのはベスト盤の際などだが、今回については、タイトルである「The Next Day」の意味に惹きつけられていたこと、このデザインに行き着くまで何百というアイデアを練ったことなどを自身の公式サイトでコメントしている。こちら。ちなみに2002年の『ヒーザン』のジャケットも彼でした。

http://virusfonts.com/news/2013/01/david-bowie-the-next-day-that-album-cover-design/

さて、最新アーティスト写真として配布されたボウイ近影、バックに飾られているのは、若き日のボウイ自身と、ウィリアム・S・バロウズの2ショットと思われる。確か1970年代のRolling Stoneの記事で、1990年代も末、自分がロッキング・オンの編集長だったときに翻訳して掲載しようとしたんだけど、許諾がとれなくてダメになった記憶があります。当時、仮に翻訳したものを読んだけど、それはもうボウイの言葉のひとつひとつがあまりにキレッキレで、世界のことやら現実のことやら文化風俗のことやらを切り刻むそのぶっ飛びまくったインテリジェンスの破格さにのけぞった思い出は鮮明です。確かにこの匂い立つような流し目のヤング・ボウイ、無敵としか言い様がない。

リリースから24時間で27カ国のiTunesチャート1位になったという最新シングル「Where Are We Now?」はこちら。

また、プロデューサーに起用された盟友トニー・ヴィスコンティは、ボウイの新作を「ロック」アルバムだとコメントしたとのこと。
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