30年間U2のツアー・マネジャーを務めてきたDennis Sheehan、ツアー先で亡くなる

30年間U2のツアー・マネジャーを務めてきたDennis Sheehan、ツアー先で亡くなる

この14日から最新ツアー「iNNOCENCE+eXPERIENCE Tour」をスタートさせたU2は、今週火曜日からロサンゼルスに腰を落ち着け連続公演をキックオフさせたばかりだが、その矢先に不幸が襲った。

TMZによれば、U2のツアー・マネジャーとして30年以上バンドに帯同してきたDennis Sheehanが、5月27日の朝、滞在先であるロサンゼルスのSunset Marquis Hotelで意識不明の状態で発見されたという。

Dennis Sheehanがこの仕事を始めたのは19歳のときで、レッド・ツェッペリンやイギー・ポップ、パティ・スミス、ルー・リード、スージー・アンド・ザ・バンシーズといったアーティストのツアーを手がけた。

U2との仕事が始まったのは1982年からで、U2の父親的存在だった元マネジャー、ポール・マクギネスが声をかけた。彼とバンドとの関係は親密となり、ボノのアフリカへの旅や、ジ・エッジのニューオーリンズ旅行などもアレンジしたとか。30年を超える歳月の中で、Dennis Sheehanはこのロック界でも際立って大規模で野心的なライヴを支えてきた。その仕事の中には、ZOO-TV、POP、360といったショウ・ビジネスにおけるテクノロジーの新次元を提示したものや9.11後の激動の中で組まれたハートフルなアリーナ・ツアーなども含まれる。

Varietyは、死因を心臓発作と伝えている。68歳だった。

U2の公式サイトは、追悼ページを掲載している。
http://www.u2.com/news/title/dennis-sheehan-1946-2015/news/

ボノの追悼コメントは以下。
"We've lost a family member, we're still taking it in. He wasn't just a legend in the music business, he was a legend in our band. He is irreplaceable."

U2は5月27日も公演を予定している。
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