1960年代にボブ・ディランとザ・ビートルズ、ローリング・ストーンズのコラボレーションが実現していた? 伝説のエンジニアが明かす

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これまで数々の名盤にエンジニア/プロデューサーとして関わってきたグリン・ジョンズが著した回想録『Sound Man』に、ロック・ヒストリーの知られざるエピソードが綴られている模様だ。そこには、ボブ・ディランとザ・ビートルズ、そしてローリング・ストーンズによる世紀のコラボレーションが実現に向けて動いていたという話が記されているという。

本によると、ボブ・ディランはビートルズとストーンズの最新作には強い関心を払っていたそうで、ビートルズやストーンズのレコーディング現場で自分が成した仕事の内容について尋ねてきたという。

そのうちディランはビートルズやストーンズといっしょにレコードを制作するアイデアがあることを明かし、彼らがこのアイデアに興味があるか確認してほしいと打診してきたのだとか。

グリン・ジョンズがこの話をそれぞれに持ちかけたところ、キース・リチャーズとジョージ・ハリスンは面白がったものの、ジョン・レノンはノーとは言わなかったけれど興味がなさそうで、ポール・マッカートニーとミック・ジャガーはありえないとの返事だったとか。

Rolling Stoneは、この一連の話は1969年辺りにあった動きだったのではと記している。このとき、ボブ・ディランは『Nashville Skyline』を、ビートルズは『Abbey Road』を、ストーンズは『Let It Bleed』を制作している。
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