BABYMETALを観て思い出すこと

BABYMETALを観て思い出すこと
いきなりおかしなことを言いますが、小学生の頃、野茂と清原や、伊良部と清原の勝負を見ていても、ふたりが「対決」をしている、とは思わなかった。
まるで独立した進歩をしてきたふたつの生き物による何かの作業、に見えて仕方なかった。

BABYMETALを観るとその感覚をよく思い出す。
3人とバンド。
交わることなく進化してきたふたつの生き物が同じ時間を過ごしている、その様を眺めるミラクル。
その構造がたまらなくアートだ。

そして、これ以上に必要なものがない、という状態の何かを眺める時間には一切の疑問やストレスがない。
イチローの捕殺や大谷翔平の160キロのメカニックには一切、理にかなっていない動きがない。

大袈裟かもしれない。でもこの痛快さは、僕にとってはそんな感じに近い。

今日も本当に痛快だった。
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