昨夜はニッケルバックの日本最終公演。

なんと言うか、
焼き加減レアなTボーン・ステーキと言うか、
実がぎっしり詰まった重量級の肉まんと言うか、
とにかく観ているだけでめちゃくちゃ腹に溜まるパフォーマンスだった。

でも面白いくらい胃もたれはしないのだ。
消化が早く、むしろヘルシーな印象。
たぶん良い肉の素材を生かしたパフォーマンスなのだろう。
…ってなんでひたすら肉の話をしてるのか意味不明ですが。

私の記憶が正しければ、
7年前の来日公演はお客さんの大半が日本在住の外国の方だったと思うのだが、
今回のコーストを超満員にしたのは日本のファンだった。

しかもほぼ全曲シンガロング。
コブシ突き上げ、大声で歌い、MCにきっちり声援を送るという、
半端なくロイヤルなファンが集結。
そんなオーディエンスを前にしてメンバー全員大感激の様子で、
「日本のファンは世界中のニッケルバック・ファンのお手本だ！」等々、感極まったMCも炸裂。

「来年の夏にはまた日本に戻ってくるよ！」なるチャドの公約も飛び出し、
なんだか日本ツアーのファイナルと言うよりも、
日本におけるニッケルバックの新時代の幕開けを告げる一夜だったと思う。