デイヴ・グロール、新作制作と家庭の両立について語る

デイヴ・グロール、新作制作と家庭の両立について語る

★現在LAの自宅スタジオで、
2007年の『エコーズ、サイレンス、ペイシェンス・アンド・グレイス』に続く、フー・ファイターズの新作をレコーディング中のデイヴ・グロール。

今朝11/1付けのThe Sun紙で久々に英メディアにも登場し、

あのブッチ・ヴィグ(ニルヴァーナ)がプロデュース、
そして朋友パット・スメアやクリス・ノヴォゼリックetcも参加している今回の最新作の録音プロセスetcについて語っている。


「なぜ今作をフー・ファイターズのStudio 606ではなく、
あえて自宅スタジオで録音したのか、って?

まぁスタジオなんていう上等なものじゃなく自宅のガレージなんだけど、
こうしてロック・バンドで食っていけることが未だに有難いと思ってるからだよ。
バンドで成功するようになる前の俺は、高校をドロップ・アウトした、ただの倉庫人夫だったからね。

無名パンク・バンドとしてツアーをしてた頃も友達のアパートの床を借りて寝たりなんて生活を年中してたし、
ニルヴァーナに加入した後も似たような状況が何年も続いた。

だから成功を手にした時も、絶対これに溺れて増長しちゃいけない!
って自分に誓ったんだ。
人生は短いんだから、限られた時間の中でせめて自分ができる限りのことをやろう、ってね。

だから今も毎朝6時に起きて掃除機をかけたり、2人の娘を自分で幼稚園に連れていったりすることが全然気にならない。
いや、むしろ俺にとってはこういう生活が楽しいんだ。
娘達(ヴァイオレット・メイ4歳、ハーパー・ウィロウ1歳)を何よりも愛してるからね。
マジで毎朝、彼女達を起こして幼稚園に連れて行くのが待ちきれない気分だよ。

今回の新作を自宅スタジオでレコーディングしようと思ったのも、それが理由のひとつだったんだ。

娘達が起きる前にかるく家事を済ませて、娘達を幼稚園に連れて行った後に、自宅のガレージで超ヘヴィなロック・アルバムを創る。

で、娘達が帰ってきてディナーを済ませた後にはお風呂に入れて、寝る前に本を読んであげて、
娘達が寝付いてからまた俺は自宅ガレージに戻ってレコーディングを再開するわけ。
このシステムは完璧だね。

来年からまたフー・ファイターズとしてヘヴィなロード生活が始まるから、
当分娘達にも会えなくなるだろうし。
今のうちに娘達と可能な限り過ごしておきたいんだ」。

相変わらず、ロック・スターにしては珍しいほどの「人格者」&良きパパ。


★なお、来年2011年から本格的に始まるフー・ファイターズのツアーは、

今のところ7/2、7/3の@英南部ミルトン・キーンズ(1日でキャパ6万5000人!)×2日間のみコンファーム。

プレ・セールは、英国時間の明日11/3(水)9:00AMから始まる。
(一般発売は、2日後の11/5(金)9:00AMから)。

念のため、プレ・セール・リンクはこちらで。
http://www.o2blueroom.co.uk/events/Foo-Fighters/489
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