モリッシー、ライヴ中の追悼スピーチでボウイの名前だけオミット。客から「マンコ野郎!」の野次も

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★先週末の8月20日(土)、故郷マンチェスターで今年唯一のUKライヴを行ったモリッシーですが、

そのライヴ中のMC、「今年亡くなったアイコン達に捧げる追悼スピーチ」の場面で、

「ヴィクトリア・ウッド(英女性コメディアン)、キャロライン・エイハーン(マンチェ出身の英女性コメディアン)、モハメド・アリ、プリンス、、、」

と次々に名前を挙げていく過程において、今年初頭に急死した「ボウイ」の名前だけはなぜかオミット、、、。
最後までボウイの名前は挙げないまま、「どの人も早死にし過ぎた」と締めくくった。

これに対し、客席から「ボウイを忘れてるだろ!」、「このマンコ野郎!!!」という怒りの野次まで上がった。

その際の動画がこれ。

http://www.youtube.com/watch?v=7pFrF5NFkPU


★ちなみに「モリッシー&ボウイの確執の歴史」は長いので、ざっとご説明すると、

(1)ザ・スミスでデビューした80年代以降のモリッシーはボウイとの仲も良好。メディア上でもお互いを常に絶賛しあっていた。

(2)これを受け、ボウイも1995年の『アウトサイド・ツアー』でモリッシーをサポートに抜擢するが、
モリッシーは「ボウイは僕のパフォーマンスを邪魔しようとしている(意味不明、、、)」との理由でツアーのサポートを途中でドタキャン。

(3)この直後から2000年代にかけて、モリッシーはメディアに出る度に「ボウイに対する辛辣な毒舌コメント」を執拗に繰り返すようになる。

(4)このモリッシーの態度にはさすがのボウイも怒ったようで、
以後はモリッシーが「ボウイとの2ショット写真を自身のジャケ写やプロモ用に使いたい」と何度リクエストしてもボウイは頑として断り続け、2人は犬猿の仲に、、、。

(5)その”犬猿の仲”のまま、今年1月にボウイは癌で死去、、、。

という流れだったのですが、
未だにこの態度はちょっと悲しすぎるよ、モリッシー、、、。
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