オアシスの”Digsy's Dinner"はブラーへのあてつけだった、Byアラン・マッギー

オアシスの”Digsy's Dinner"はブラーへのあてつけだった、Byアラン・マッギー

★無名時代のオアシスを発掘し、自身のレーベル=クリエイション・レコーズと契約したアラン・マッギーが最近英ラジオ番組に登場。
デビュー直前~初期のオアシスや「ブリット・ポップ!!!」期にまつわる興味深い裏話をいろいろ開陳していたので、いくつかご紹介。


「”Digsy's Dinner”はあの”ブリットポップ戦争(オアシス対ブラー)”銃撃戦の口火を切ったような曲だったんだ。
メロディにしろ、歌詞のタッチにしろ明らかに当時のブラーの曲をおちょくってるというか、あてつけっぽい感覚があるだろ。
『お前らが書いてるような曲は俺にだって簡単に書けるんだぜ』っていうノエルのブラーに対する一種の皮肉みたいなものっていうかさ。
まぁ今のノエル自身はこれを絶対公認しないだろうけどね(笑)」。

「リアムのあのジョニー・ロットン(ジョン・ライドン、元セックス・ピストルズ)みたいな歌い方は、
デビュー直前の頃ラジオ・セッション用にオアシスが”Cigarettes & Alcohol”を録音したとき、
リアムがふざけてロットンの物真似をしながら歌い始めたのが全ての始まりだったんだ。

で、僕もその録音テープを後で聴いて『これだ!』と思ったから、
ノエルにも『リアムのヴォーカルは今後このスタイルがいいんじゃない?』と勧めたんだ。
ノエルは『でもこんなリアムのおふざけヴォーカルを、、、』って最初は躊躇してたけど、
結果的にはあれが後のオアシスのトレード・マークの一つにもなったと」。
児島由紀子の「ロンドン通信」の最新記事
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