バレンタインといえば、Perfumeの「チョコレイト・ディスコ」。いや、真面目な話です。

この曲が入ったシングル「Fan Service -sweet-」は、
2007年当時まずまずのヒットになり(「JAPAN COUNTDOWN」のチャートでは16位)、
彼女達、そしてスタッフさん方を、ひとまず安心させたわけですが、
僕は内心、いい曲なんだからもっと売れてもいいのにな？　と思ってました。

それは、どうやら彼女たちも同じだったみたいで、
翌年（2008年）、同じバレンタインの時期に行われたライヴでの
この曲についてのMCが、やたら面白かったのを覚えています。

CDの発売日が、昨年のちょうど2月14日だったことに話は始まって、
以下、何故もっとうまくバレンタイン商戦に乗れなかったのか？　について、
例の広島弁で、笑い混じりの考察に入っていくんですが…

「そもそも、バレンタインの日に発売したんじゃ遅いわぁ。もっと早くから出さにゃあ」
「バレンタインという言葉も、たった1回しか出て来んしね」
「しかもAメロ。サビに入っとらんもん」

てな自虐トークに、その時は大笑いさせてもらったんですが、
しかし後々思い起こしたら、言っていることはことごとく当たっており、
しかも当時、全員まだ10代にして、この洞察力だったわけで、
「なんなの!?　この3人！」と、一気に興味を深めたのを覚えています。

写真は、豪華装丁の限定盤のみでリリースされた「Fan Service -sweet-」の外箱。
よくよく考えてみたら、限定盤オンリーじゃ、
そりゃ、大ヒットになるわきゃ無いのでした。