第20回:仲井戸麗市BANDとChar、まさに歴史的セッションです

第20回:仲井戸麗市BANDとChar、まさに歴史的セッションです

3日目のトリ、「エレファントカシマシ、RCサクセションの曲をやる」
というスペシャル・セッションに、泉谷しげると共に出演してくれる
チャボさん、自らがホスト・アーティストとしても登場。
セッション・ゲストは、Charです。

という組み合わせ、意外ではないし、そりゃあ付き合いもあるだろうし、
タイプは違えど、どちらも日本のロック史を代表する(そう、「日本のロックを」
というよりも「ロック史を」だと思います)レジェンド・ギタリストだし、
まあ、びっくりはしません。
しませんが、じゃあそこらじゅうでしょっちゅうやってるのか、
いつでもどこでも観れるのか、というと、無論そんなことはないわけです。
むしろ、「やってて全然不思議はない」のに、「そうそうやることじゃない」
という意味において、やはり、大変に貴重なわけです。

それから。
昔、RCサクセションは、日本武道館で、Charのオープニング・ゲストを務めています。
RCがフォーク編成からロック・バンド編成にチェンジした頃。
つまり、チャボさんが入って間もない頃。

RCは当時、徐々に注目を集めだしてはいたものの、我々が知っている
「あのRC」になるよりも前のことです。
RCを気に入ったCharが、自らのバンド、ジョニー・ルイス&チャーの武道館に
ぜひ出演してほしいとオファー。
そればかりか、RCの演奏の前にひとりでステージに出ていき、
「まず、今日のゲスト、俺の大好きなRCサクセション」と紹介までしたという。
で、満員のファンに、好意的に迎えられた。

それまで、いろんなアーティストの前座をやって、ひどく扱われてきたRCに
とって、この日が「最高の前座の体験」だったという。
1979年12月26日のことです。

って、私もリアルタイムで知ってるわけじゃなくて、昔、本で読んだんですが。
1988年に出た「GOTTA! 忌野清志郎」という本です(連野城太郎著/角川文庫)。

そんな縁もあるこの両者のコラボ、どうぞお楽しみに。

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