lukiのライヴを観てきました。12日(金)にもチャンスがあります

lukiのライヴを観てきました。12日(金)にもチャンスがあります

今日は渋谷のUPLINK FACTORYでlukiの『パープル』リリース記念ライヴへ。

発売中のJAPAN8月号で、付録にDVDを付けていたので、それで彼女のことを知った人も多いだろう。
60人程の会場は満員で、普段は映画館として使われるスペースに、バンドセットとスクリーンが配置されていた。
結論から言えば、ライヴは素晴らしかった。12日(金)のほうはまだチケットが買えるようなので、ぜひ生の彼女のパフォーマンスに触れて、その衝撃を知ってほしい。

演奏はアンコールまで含めて12曲。そのうち約3分の2には、曲ごとに作られた映像イメージがスクリーンに流れる。
その多くは植物や自然、あるいは水や光などの具体的な素材を用いて、極めて抽象的で緊張感の強いイメージを作り上げたものだった。
それがlukiの、生と死、愛と憎悪、孤独と希望の境界線ぎりぎりで確かな声を紡ぎ出していくような、楽曲ひとつひとつと見事に共鳴していた。

彼女はこれまでもアルバムを完成させるごとに、ラディカルにセルフイメージを変えながら、lukiという表現形態そのものと向き合ってきた人だ。
それが『パープル』を完成させたことで、僕はこれまでで最も、彼女の才能を近くに感じることができている。ぜひ、もっと多くの人に彼女を知ってほしいと思う。

JAPAN8月号のDVDと『パープル』全曲レビューと併せて、ぜひチェックを!(松村)
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