佐野元春に取材した!

佐野元春に取材した!

今日は、佐野元春に取材した!

JAPAN編集部に異動してきた第1週目に、まさか佐野さんのインタヴューができるとは思ってなかった。

まず声を大にして言っておきたいのは、3月にリリースされた15作目のアルバム『ZOOEY』が、本当に、本当に素晴らしいということ。
セルフカヴァー・アルバムだった『月と専制君主』を別にすれば、オリジナル・アルバムは『COYOTE』以来、実に6年ぶり。
しかし、待った甲斐あったと言わざるを得ない大傑作を持って、佐野元春は見事に帰ってきてくれた。

ギターを一人加えて攻撃性を増しつつ、表現力のレンジをふくよかに広げたコヨーテ・バンドとの演奏。
どこまでもみずみずしく、圧倒的にポップなメロディ。そして、何よりも言葉が決定的に変わった。
日本語と英語が交じり合う、80年代以降のポップス文体を開拓した佐野元春のリリシズムが、純粋な日本語詞として完全に開かれ、進化を遂げているのだ。いったいどこまで進み続けるのか、この人は。

そして、自分がロッキング・オンに入社したばかりの2004年、社長の渋谷がインタヴューした『THE
SUN』の取材に幸運にも立ち会っていたことを告げると、佐野さんは「うん、憶えているよ」と力強く頷いて答えてくださった。感動せずにはいられなかった。

撮影のアザー・カットや読者プレゼント用のポラなど、追ってまたUPしますよ。お楽しみに!(松村)
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