THE YELLOW MONKEY × タワレコ「タワモン」の会場になんと4人が集合!?

THE YELLOW MONKEY × タワレコ「タワモン」の会場になんと4人が集合!?
今このバンドがいない、という喪失感ではなく、こんなかっこいいバンドがこの日本に確かに存在したんだ、という喜び――。20周年企画の一連の作品で感じた幸福感を「空間」として表現したのがタワーレコード渋谷店リニューアル×THE YELLOW MONKEY『RED TAPE“NAKED”』発売記念のコラボ企画「タワモン」だ。現在8Fの「Space HACHIKAI」には、メンバーの衣装や楽器、メモリアルグッズなどが展示され、部屋から溢れかえるほどのイエローモンキーワールドが展開されている。
昨日は、B1で吉井和哉のソロとしてのトークイベントが行われ、その対談ゲストとしてアニーこと菊地英二が登場した。バンドとしてデビューした当時、この年少組は一緒にツアーにキャンペーンを回ることも多く、九州へのキャンペーンでは、ふたりとも生まれて初めて飛行に乗ったなどといったエピソードを当時の写真を見せながら話していた。公の場では貴重なツーショットであり、菊地がロビンと呼ぶのがなんとも感慨深かったが、YOSHII LOVINSONの話になると、「その人、俺あんまり知らないから」と無邪気に言ってフロアを笑わせていた。あうんの呼吸は見ていても微笑ましく、吉井は「ひとりじゃないっていいね」と素直に喜びを表していいた。
そして実はそのあと「Space HACHIKAI」にて、このイベントや『RED TAPE“NAKED”』に関わったスタッフの打ち上げが行われ、なんとそこに4人も合流。四方八方イエローモンキーだらけのフロアに4人が並んで立っている! というちょっとあり得ない貴重な光景を目撃することができた。
乾杯のあと、それぞれが展示をみながら楽しそうに話し、マリーさんの黒いドレスを見たヒ―セは「この横にはやっぱ赤い軍服あったほうがいいよね?」と突っ込んだり、展示してあるベース・サンダーバード2号(やはりズバぬけてかっこいい、このベース!)について「これHIROKIに貸してたら、PENICILLINでも弾いたって言ってたよ」とアニーに説明したり、アニーは展示してあるドラムについて「これ今でも叩いてる。結構なヴィンテージだよね」と説明しながら座って軽く叩いたり(その場にいたみんながぞろぞろ群がってきたのはいうまでもない)、場内の中央に置かれた信藤三雄さんデザイの『RED TAPE“NAKED”』ロゴに菊地兄弟が座ってまるで家のようにほっこり和んでいるのを吉井が「見て見て!」と楽しそうに指さしたり、4人で展示してある雑誌を一緒にめくりながらゲラゲラ笑ったり、なんというか卒業した学校の学園祭や部室を訪れた先輩があれこれ展示を見ながら楽しんでいるような光景だった。
でもってその横で、大雨の中、全員ずぶ濡れになって“パール”を演奏するROCK IN JAPAN1回目の出演映像がかかっていたりするから、もう、なんと表現したらいいのかわからない不思議な気分なのだ。(もうちょっと長くなりそうなので、つづく) (井上)
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