LAMA、全員で登場!

LAMA、全員で登場!

ファーストアルバム『New!』からほぼ1年で届いた
LAMAのニューアルバム『Modanica』が最高にかっこいい!

前作に較べて打ち込み多めのサウンドだが、
印象としてはよりはっきりとバンドとしてのフォルムやヴィジョンが見える。
なんでかと思ったら、その秘密は制作プロセスにあった。
そしてそのキーマンとなっているのは、牛尾憲輔だと思っている。

メンバー中最年少であり、基本的にはいじられキャラというか弟キャラというか、
そんな感じで存在感を発揮している牛尾だが
(その空気は上の写真見てもらえれば分かるかと思いますが)、
agraphとしての作品を見れば一目瞭然なように、
音を立体的に組み上げていくセンスと知性は天才的である。
それがLAMAというメカニズムの中に初めて有機的に組み入れられ、
完成したのが『Modanica』だ。

ファーストとセカンドの違いを「変化」と呼ぶか「進化」と呼ぶか、
難しいところではあるけど、4人の関わりあいや音へのコミットのしかたを考えると、
LAMAがより「バンド」になったという意味では間違いなく進化作。
詳しくは11月30日発売のJAPANで。

年明けには東阪2公演のツアー(!)もある。
このアルバムの出発点はある意味でライヴなので、
再びそこに還元されたときにどうなるのか、楽しみ。(小川)
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