新生Dirty Old Men!@赤坂BLITZ

新生Dirty Old Men!@赤坂BLITZ

「俺らと出会ってくれてありがとうな、今日は最高の夜にしようぜ!」と叫んだフロントマン・高津戸の言葉にはきっと万感の思いが込められていたことだろう。
1年3ヶ月ぶりのニューアルバム『doors』を携えてのツアーファイナル@赤坂BLITZ。

アルバムのタイトル曲でありオープニング曲である“doors”で幕を開けたライヴは、徹頭徹尾メンバーの思いがダイレクトに叩き付けられるめちゃくちゃ熱いものだった。メッセージも熱い。お客さんも熱い。
ためらったり照れたりしてる場合じゃないんだといわんばかりに、愛や夢や未来を直球で歌い抜く覚悟に満ちていた。

今年の頭にはメンバーの脱退、そして新メンバー加入という大きな変化を経験したDirty Old Men。
アルバムの中で最後にできたという“doors”について、「この曲が生まれるための1年3ヶ月だったと思う」と高津戸はMCで語っていたが、どんなに自分たちが変化しても変わらない思いがある、ということを高らかに鳴らしたライヴだった。それはオーディエンスに対しても真摯でチアフルなメッセージとして届いていたと思う。(福島)
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