ももクロ×かまってちゃん

ももクロ×かまってちゃん

を観てきた。まずお客さん。ざっと観たところ、ももクロ目当てが6割、かまってちゃんが4割、という感じ。ただ先攻のももクロが終わっても、フロアの客の数は全く変わらず。少し安心した。

で、そのももクロ。まずはお詫びを。先日このブログで「王道アイドル」と書いたが、全っ然、王道ではなかった。無知でした。もう完全に亜流で独自のスタイル。特にアキバの地下アイドルさながらのハードで、カオティックなダンスは衝撃。大体、振り付けにあれだけガニ股が入るの、ありなんでしょうか? 今のアイドルのデフォルトなんでしょうか? あとバックトラックがかなりキテる。もはやドラッギーですらある。平均年齢15歳。もはや何がなんだかよくわからなくなったが、この企画に呼ばれた理由には納得した。

そして、後攻のかまってちゃん。特別ギラついていたわけでもなく、特別グダグダだったわけでもない、どちらかと言えばフラットなライヴが前半。ただ後半は徐々にの子のギアが入って、アンコールの“ベイビーレイニーデイリー"そして“夕方のピアノ"(!)で、爆発。あと恒例の客席からの「アゴ」コール、ももクロ客からの声がいつになく野太くて新鮮。あかりん!とアゴ!が並列で叫ばれるAXは、さすがに今日だけだろう。あとの子、フレディ・マーキュリーのモノマネが全く似てなくて笑えた。なぜそこでフレディなのか、全く理解不能。ほとんどの客、ぽかーんとしてました。
予期せぬ化学反応や事件が起きたわけではないけど、なかなか正しい異種交流戦の形だと思う。次回にも期待。(徳山)
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