“酸欠少女”さユり、1stアルバム『ミカヅキの航海』に込めた「“その先”の希望」を語る

“酸欠少女”さユり、1stアルバム『ミカヅキの航海』に込めた「“その先”の希望」を語る
いよいよ1stアルバム『ミカヅキの航海』を完成させた“酸欠少女”さユりにインタビュー。

メジャーデビュー以降のシングル曲群を通して、さユりというアーティストの成長にはつぶさに触れてきたつもりだった。
が、5月17日にリリースされる今作『ミカヅキの航海』は、単に「デビュー以降の集大成」に留まらず、ソングライターとして、何より今この時代に作用する表現者としての極限進化ぶりを厳然と物語っていて、思わず慄然とするしかない。そういうアルバムだ。

「生きていることそのものが奇跡である」と歌う人は少なくないが、それをここまで揺るぎなく歌で証明し、さらにそれを救いのメッセージとしてリアルに届け得る人は極めて稀だ。
しかしさユりは、このアルバムのラストを飾る“birthday song”で、その切実な想い丸ごと僕らの凱歌としてポップに昇華してみせた。
ひとりでも多くこの歌に触れてほしい、と心から思わずにいられない1曲だ。

過去への後悔と懺悔に苛まれ、歌に救いを求めた10代のさユりが、その歌を強く望む人たちの想いを背負った20歳の今、自ら救いの歌を歌おうとしている――というドキュメントとしても感動的な今作について、彼女は真正面からじっくりと語ってくれた。
その内容はぜひともJAPAN6月号(4月28日発売)のロングインタビューで確かめてほしい。
読者プレゼント用の写真も、ポージング&手書きコメント含め彼女のサービス精神満載なのでそちらもぜひ。(高橋智樹)
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