Galileo Galileiの終了を、武道館で見届けた。素晴らしい時間だった

Galileo Galileiの終了を、武道館で見届けた。素晴らしい時間だった
Galileo Galilei、正真正銘最後のライブを観た。

最新シングル“クライマー”から始まり、デビュー作の表題曲“ハマナスの花”、そして“管制塔”(しかも当時のオリジナルバージョン!)
までどんどん過去に遡っていくというセットリスト。
次々と音楽性が変わってきたという性質上、そして最新の自分たちを届けたいという彼らの性格上、何年ぶりかに聴けた曲ばかりだったが、こうやって改めてガリレオの歴史を振り返ると、本当に「いい曲」を作り続けてきた素晴らしいバンドだとしみじみ思った。

銀テープが出るわけでも、誰かが飛ぶわけでもないし、最後に手を繋いでお辞儀するわけでもない、武道館にしては抑えめの演出のなか、ただただひたすらに「いい音楽」を浴び続ける時間。

最後の最後、ダブルアンコールで演奏された、この日のために作られた曲“車輪の軸”のアウトロを、惜しむように長く鳴らす3人の姿が印象に残っている。

徹頭徹尾、実にGalileo Galileiらしい終わり方だった。

写真は終演後の3人。
Galileo Galileiは終わってしまったけれど、彼らの音楽はまた続いていく。
それを心待ちにしている。(塚原)
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