新レーベル「Sparkling Records」の初イベント良かった! こちら終演後の小山田壮平

新レーベル「Sparkling Records」の初イベント良かった! こちら終演後の小山田壮平
小山田壮平を中心に設立されたレーベル「Sparkling Records」の初イベント。

小山田壮平、藤原寛、岡山健二、後藤大樹というandymoriの面々を含む8人編成のオープニングセッションから、レーベルに所属するアーティストたちのライブが次々と繰り広げられた。
セッションもたくさんあった。

小山田、まずは「どうもー、Sparkling Recordsです! 音楽が好きな友達と楽しいことがやりたいなあと。今日はパーティなんで。
最後まで楽しんでいってください!」と嬉しそうに挨拶し、初めての喜びが随所に溢れた、とても楽しいイベントだった。

中でも、小山田と長澤知之のユニットALの才気が迸るライブにはやはり驚いた。
四人のバンド編成。
ベースは藤原寛。
小山田の「我々はALである」という駄洒落からスタート。
四曲だけの披露だったが、先月のライブより、その演奏にはよりすごみが宿っていた。
小山田だけでも長澤だけでも生まれないメロディと歌詞とアレンジ。
今後さらに、深い信頼関係が結ばれているからこその、才能あるアーティストふたりの全解放が聴ける予感がする。

そして、6人中4人がandymoriという編成による“グロリアス軽トラ”にはお客さん大喜び。
まさか、岡山健二と後藤大樹によるツインドラムが観れるとは。
はしゃぐ小山田壮平、後藤を紹介する際、「最後のライブだった日比谷野音ではブリザード後藤と呼ばれてた(笑)」というような、今だからこその裏話を口にする。
あのライブ、メンバー間の緊張感すごかったもんなあ。

それにしても。
解散から半年後に、脱退したメンバーも含めたバンドメンバー全員で、
こういった喜びに溢れたライブを行うとは、andymori、そして小山田壮平という存在は本当に稀有だ。
もちろん裏では色々なものと戦っているのだろうけど、今夜の、音楽と友情でできたピュアなイベントを体験すると、
本当に他にはないユートピアのような場所を生み出そうとしているのだと思えてくる。

写真は終演後の小山田壮平。
すごい幸せそうだった。(小松)
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