「BEAT TAKESHI KITANO 絵描き小僧展」

「BEAT TAKESHI KITANO 絵描き小僧展」

「BEAT TAKESHI KITANO 絵描き小僧展」に行きました。
場所は、東京・初台の、東京オペラシティ アートギャラリー。
こないだ小沢健二がライヴをやったホールと同じ施設内です。

これ、2010年にパリのカルティエ現代美術財団(っていうと
団体の名前みたいだけど、美術館の名前でもあるようです)で、
6ヵ月にわたって開催され、大評判になった「絵描き小僧展」の、
逆輸入と言えばいいのか、凱旋と言うほうが近いのか、
とにかくまずパリで行われて、それが東京でも、というもの。
1994年、バイク事故で療養していた時期から、ビートたけしが
描くようになった絵や、オブジェや、なんと形容していいのか
わからない作品などが多数展示されています。

で。おもしろかった!
まず、それぞれの作品自体おもしろいんだけど、プラス、
どれも、観ていると
「アートとか芸術って、一体、何なのか」
ということを考えてしまう、どうしてもそうなってしまう、
そういうものになっていて。

これ、バイク事故以降の作品だそうですが、
それより前80年代に、ビートたけしが絵と文章を
描いて出版した、「たけしくん、ハイ!」のことや、
その頃、「オールナイトニッポン」で、
「芸術とかアートってよくわかんねえ」
「あれ、やろうと思えばすげえ詐欺できるよな」
という話をしていたのを、観ながら思い出したりもしました。

あと、この「BEAT TAKESHI KITANO」という、つまり
「ビートたけし」でも「北野武」でもあるタイトル。
観ると、「なるほど」「確かに」と納得します、ファンとしては。

4月13日に始まって、9月2日までやっています。
公式サイトはこちら。http://www.btk2012.jp/
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