SIGHT最新号、大好評です

SIGHT最新号、大好評です

なぜか突然山崎洋一郎もブログで絶賛してくれていますが、
SIGHT2011年11月号「私たちは、原発を止めるには
日本を変えなければならないと思っています。」特集号、
一昨日、発売になりました。
おかげさまで、おそろしい売れ行きを記録した前号に
負けず劣らずの勢いで、売れているようです。
ありがとうございます。

原発問題を特集した雑誌はいくらでもあるし、その被害の状況や
実態を掘り下げた記事などもいっぱい読んだけど、このSIGHTのように、
そもそもこの国は、なんでこんな「原発日本」になってしまったのか、
ということを、ここまでがっちり特集した雑誌、ないのでは、と、思います。
で、だから、こんなに売れているのではないか、とも思います。

ただ、そういうテーマを掘り下げたもの、書籍では、いろいろ出ています。
そもそもこの特集も、そういう書籍などを読んで、「この本すごい!」
「この人に話をききたい!」と、我々編集部が強く思った方々に
オファーをして、インタヴューをさせてもらう、という形で、作ったものです。
政治家、元官僚、大学の先生、学生(東大の院生)、弁護士、
ジャーナリスト、元技術者(福島原発の原子炉圧力容器を設計した方です)、
といった、常に現場に立ち続けてきた方々に、そのようにして時間をいただきました。

なので、渋谷や川辺(編集部のスタッフ)がどうしているかは知らないけど、
私はインタヴューをする時、最初に、「著書を読めばわかることも
ききますので、ご了承ください」と言うようにしています。
みなさん、快くOKをくれました。
で、著書に載っていることはもちろん、それ以上のことも、いろいろ話してくださいました。

というわけで。まずこのSIGHTを読んでほしい、というのは強くあるけど、
SIGHTを読み終わったら、その、それぞれの方の著書もぜひ読んでほしい、
というのも、あります。
本当にショックなくらい、知らないよりは知っておいたほうが
絶対によいことが、どの本にも書いてあるので。

写真はその中の1冊。インタヴューを受けてくれた東大の院生、
開沼博さんの『「フクシマ」論 原子力ムラはなぜ生まれたのか』
(青土社 2,200円+税)。
この本、ほんとにすごい。まさにこの特集でテーマにしている
「なんで日本は今のようなことになってしまったのか」について、
明治維新くらいからひもといている1冊です。
詳しくはこちらから。http://www.seidosha.co.jp/

SIGHT最新号に関しては、こちら。http://ro69.jp/product/magazine/9
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