N'夙川BOYS『PLANET MAGIC』

N'夙川BOYS『PLANET MAGIC』

1週間前の話ですが。

8月7日(日)にROCK IN JAPAN FES.が終わって、フェス事業部以外の
社員一同は、基本的に、そのままバスで東京まで帰るのですが、
クイックレポート班居残り組の私とIT俵、あと宮嵜広司の3名は、
会場に残って、作業&撤収をやって、1時とか2時に会場を出て、
水戸のホテルに帰り着いて、翌朝レンタカーで東京へ戻る、
というのが、恒例になっています。

で、朝、東京まで帰る高速、常磐道を走っている間は大丈夫だけど、
首都高に入ったあたりで、絶対に渋滞して、1時間くらい余分にかかる。
運転、私なんですが、そうすると、昨日までの疲れもあって、眠くなるので、
身の危険を感じた宮嵜がまさに命がけのフルスロットル・トークを
始め、それをきいてわははと笑いながら、なんとか会社までたどり着くわけです。

で。やばいのは、そのあと。
会社に着いて、PCやなんかの荷物を下ろして、じゃあおつかれさまでした、
って、それぞれ帰途につく。
そこから私、家の近所のレンタカー屋まで、ひとりなわけです。
眠くなるわけです。でも、誰も、私の眠気をさましてくれないわけです。

なので、その時間にカーステで何を聴くか、というのは、己の身の安全が
かかった、きわめて重要なジャッジメントになるわけです。
モグワイとかはダメ。好きだけど、絶対眠くなる。
ジャック・ジョンソンも、前に試したけど、ダメだった。
去年は、「Caravanとサニーデイを交互にかけながらでっかい声で一緒に歌う」
という方法で、乗り切りました。

で、今年は、上のこれを聴きました。
N'夙川BOYS、8月3日に出たばかりのミニ・アルバム『PLANET MAGIC』。
無事、眠くならずに、たどり着けました。聴いている間中、ドキドキワクワクして。
その時、初めて聴いたわけじゃないのに。

という、ロックンロールのドキドキワクワクを、このバンドだけが、
こんなふうに真空パックできるのは、なんでなんだろうなあ、と不思議に思う。
自分的には、10代の頃、つまり80年代、初めてシーナ&ロケッツを
聴いた時の、ドキドキワクワク感を思い出します。
甘くて、楽しくて、ポップで、いい感じでチャラくて、ある部分がさつで、
どっかなんか、背徳的で、ヤバくて、暴力的な匂いもする、みたいな。
まさにマジック。っていうと、安易にタイトルにかけたみたいですが、
でも、ほんとそう思う。
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